2026-10-17
“アンフォゲッタブル・カー”現象──AIと24枚の写真がつくる、新しいクルマ自慢文化
X(旧Twitter)やインスタグラム、TikTokなどでここ数週間急速に広がっているのが、「アンフォゲッタブル・カー・トレンド」と呼ばれる遊びです。きっかけは9月下旬、あるユーザーが「トレンドが終わる前の24枚」と題して、自分の理想の一台を24枚の画像で紹介した短いリール動画を投稿したこと。その後、10月上旬には、画像生成AIツールを使って“架空の愛車”を作る参加者が一気に増え、関連ハッシュタグのページはAI画像だらけになったとまとめ記事は伝えています。
ルールはシンプルで、「忘れられない一台」をテーマに24枚の画像をスライドショー形式でつなぐだけ。実在の名車を撮影する人もいれば、AIで“自分がもし○○な人生を送っていたら乗っていそうな車”を描かせる人も多く、クルマそのものよりも「あり得たかもしれないライフスタイル」を見せる自己表現の場になっています。
日本でもクルマ好きコミュニティは大きいものの、所有やスペック自慢が中心になりがちです。海外のこのトレンドは、AIを使って“別の人生の乗り物”を妄想する、軽やかなクルマカルチャーの転換点とも言えます。自動車ブランドにとっても、「現実には存在しない理想の一台」をあえて共創するキャンペーンなど、新しいマーケティングのヒントになりそうです。
元記事: What Is the Unforgettable Car Trend? The 24 Cards, the Song and Where It Started