2026-10-16
欧州で広がる“人間AIインフルエンサー”──手打ち字幕動画が若者の信頼を集める理由
欧州の若者向け調査・コンサル会社のレポートでは、TikTokやショート動画上で「人間AIインフルエンサー」と呼ばれる新タイプのクリエイターが注目されている。これは、生成AIをフル活用した派手な編集ではなく、スマホ一台で撮影し、画面上に自前の字幕をカタカタと打ち込んでいくシンプルな動画スタイルを指す。まるでチャットボットと会話しているようなテンポで情報を出しつつ、話しているのは明らかに生身の人間、という“ハイブリッド感”が人気の理由だという。
レポートによると、Z世代はAI的な速さと要約力を求める一方で、「完全自動」な情報には不信感も抱いている。そこで、自分でタイプしている様子を見せたり、途中でタイプミスや言い直しをあえて残したりすることで、「これは本当にこの人が考えている言葉だ」と伝える工夫が広がっている。こうした“人間AIインフルエンサー”は、ニュース解説や学習コンテンツ、就活アドバイスなど、「少し重め」のテーマほど支持を集めているという。日本のショート動画でも、AI風のテンポと人間らしい“つまずき”を組み合わせた新しい語り口が増えていきそうだ。
元記事: Social Media Trends 2026 – Content Drifter, Oct 15, 2026