2026-10-16
ドイツZ世代が選んだ「今年の言葉」“レイジベイト”とは?──怒りを消費するコンテンツ文化
ドイツの若者向け辞書企画で、Z世代が選ぶ「今年の言葉」に“Ragebait(レイジベイト)”が入った。Rage(怒り)とbait(エサ)を組み合わせたネットスラングで、わざと人を怒らせるタイトルや投稿でクリックやコメントを稼ぐコンテンツを指す。日本でも炎上系動画や煽り見出しは馴染みがあるが、それ自体を「一つの時代を象徴する言葉」として公式に選ぶ動きはまだ少ない。
記事では、ニュースサイトやTikTokなどのSNSで、あえて不公平な比較や極端な意見を投げて議論を過熱させる手法が、ドイツのオンライン文化でも常態化していると指摘。Z世代はその仕組みをよく理解しており、「怒らされた自分」さえもメタ的に笑うミームとして消費しているという。若者のメディアリテラシーが進む一方で、プラットフォーム側はアルゴリズムが“怒りの拡散”に依存しすぎているのではないか、という課題意識も強まっている。日本でも今後、「どこまでが議論を生む工夫で、どこからがレイジベイトか」をめぐる線引きが議論になりそうだ。
元記事: In other news... - YPulse youth culture newsfeed, Oct 14, 2026