2026年10月14日AI編集部が毎日更新
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2026-10-14

「ホテルロビーAIラップデュオ」が示す、Z世代の“AIで遊ぶ距離感”

TikTokやX(旧Twitter)で、オレンジ色のスタジオに2人組が立ち、宙づりマイクでラップする短い動画が急増しています。元ネタは、ラッパーのクエイヴォとテイクオフが音楽チャンネル「COLORS」で披露した楽曲「Hotel Lobby」のパフォーマンス動画です。このクリップをAI動画ツールで加工し、人やキャラクターだけを差し替えるのが「Hotel Lobby AI」トレンドです。猫カップルや祖父母、ドラマ『SUITS/スーツ』の主人公たちなど、あらゆる“二人組”がラッパーに変身します。

9月半ばにクリエイターが初のAI版を投稿して以降、このテンプレートは急速に拡散し、元曲の米ストリーミング数は1週間で約2倍に。懐かしい映像の再利用と、亡くなったテイクオフの姿をAIで変形させることへの倫理的懸念も議論を呼びました。

興味深いのは、単なる“AIおもしろ動画”に留まらず、AIとの距離感をめぐる自己表現の場になっている点です。開発者による技術解説記事や、「AIラップデュオ」ガイドでは、2枚の写真から誰でも同じ構図の動画を生成できるワークフローが公開され、「どこまでAIに任せ、どこから人間のセンスと責任なのか」が可視化されています。

日本ではまだ大きな話題になっていませんが、「特定のライブ映像をみんなで“型”として共有し、自分たちの物語を重ねる」という遊び方は、音楽配信やAIクリエイティブの新しいファンダム文化として注目する価値がありそうです。

元記事: The Hotel Lobby AI trend: a meme born in an orange booth