2026-10-12
Gen Zが選ぶ“ローリスク結婚”──TikTok発「ラベンダー・マリッジ」が広げる新しいパートナーシップ像
米TikTok界隈でここ数日話題になっているのが、「ラベンダー・マリッジ(Lavender Marriage)」と呼ばれる新しい関係性モデルです。もともとは同性恋愛が社会的にタブーだった時代に、カモフラージュ目的で行われた結婚を指す歴史用語ですが、いまGen Z(Z世代)が使う「ラベンダー・マリッジ」は意味合いが変わっています。
最近の記事では、ロサンゼルスの若者たちが、恋愛感情よりも「経済的安定」「家賃・生活費のシェア」「ソーシャルネットワークの拡大」といった“ROI(投資対効果)”を重視して、ルームシェアに近い結婚・同居関係を結ぶ動きが紹介されています。TikTok上では、契約書づくりの様子や、共同口座・家事分担表を公開する動画が人気になっており、「恋愛は別で」「生活はビジネスパートナーと」と割り切るスタイルも議論の的です。
背景には、家賃高騰や奨学金返済など、北米の若年層を取り巻く経済不安があり、「一人で全部抱えるより、信頼できる友人と共同経営的に人生を回す」という発想が支持を集めています。一方で、「感情を切り離し過ぎている」「貧困の自己責任化を助長する」といった批判も出ており、日本でも今後、非恋愛的な同居・結婚形態を考えるうえで、参考にも論点にもなりそうな動きです。
元記事: Gen Z’s new ‘lavender marriage’ trend maximizes ROI on human connection