2026-10-08
Z世代の旅は“自宅持ち運び”へ──ホテル業界が注目する「ホームコンフォート」需要
グローバルホテルチェーンの最新トレンドレポートによると、2026年の旅行者は「非日常」よりも**“自宅の心地よさを持ち運ぶ”こと**を重視し始めています。お気に入りのスナックや調味料、ルームウェア、いつもの動画配信サービスの視聴環境まで、日常ルーティンを旅先でも再現しようとする動きが強まっているといいます。
とくにZ世代・ミレニアル世代は、ワーケーション(仕事と旅行の組み合わせ)や短期滞在の増加もあり、「ホテル=もう一つの自宅」という発想で宿を選ぶ傾向が顕著です。レポートでは、長期滞在向けの簡易キッチン付き客室や、動画配信サービスに対応した大型テレビ、好みの香りが選べるアメニティなど、“ホームコンフォート(家の快適さ)”を再現する設備へのニーズが急伸していると指摘されています。
一方で、こうした旅スタイルは、外食や現地アクティビティへの支出が相対的に減る可能性もあり、観光産業全体にとっては新しいバランスが課題になりそうです。旅行が「現地文化に飛び込む冒険」から、「自分らしいペースで過ごす第二のリビング探し」へと移行しつつある、という見方も出ています。
元記事: More Travelers Seek Home Comforts | 2026 Hilton Trends Report