2026-09-29
外食は「自分で組み立てる」が当たり前に──Z世代が育てる“メイド・トゥ・オーダー”食文化
フード業界のトレンドレポートでは、北米や欧州の若年層を中心に「メイド・トゥ・オーダー・マインドセット(made‑to‑order mindset)」が急速に広がっていると指摘されています。これは、決められたメニューをそのまま受け取るのではなく、具材やソース、量、トッピングまで細かく自分仕様にカスタマイズすることを前提にした食べ方の志向を指す言葉です。
具体的には、ポケボウルや麺バー、サラダ専門店など、カウンターでベース・たんぱく質・トッピングを順に選ぶフォーマットが世界各地で増加。データ分析会社のレポートでは、Z世代の間で「味の奥行き」への関心が前年比5割以上伸びており、多種類の具材を組み合わせて自分なりの“深み”を作るスタイルが支持されているといいます。この潮流は、アレルギー対応やヴィーガン、ハラールなど、多様な食制限への配慮とも相性がよく、チェーン店側にとっても新メニュー開発より「組み合わせ設計」で差別化しやすいメリットがあります。
一方で、選択肢が多すぎて疲れる「メニュー疲れ」を訴える声もあり、最近はおすすめプリセットとカスタムの両方を用意する店舗も登場。日本の外食チェーンでも、丼や麺のトッピングを「自分で組み立てる」スタイルが今後さらに広がる可能性があります。
元記事: Tastewise | 2026 Trend Forecast – Culture Shift 2026: Food & Beverage Trend Forecast