2026-09-27
「シェアしない」ことが新ラグジュアリーに──Z世代が求める“非撮影”体験
カナダ発のトレンド調査メディアTrend Hunterは、短尺動画シリーズ「Insights in 60 Seconds」で、イベント文化の新潮流として「The Rejection of Shareability(シェア可能性の拒絶)」を取り上げています。最新エピソードによると、イベントプラットフォームEventbriteのデータでは、世界の“スマホ禁止イベント”が数年で567%増加し、とくにZ世代がこの動きを牽引しているといいます。
若い参加者の多くは、「映える」写真よりも、即興性や没入感を重視。動画内では、来場時にスマホを封印する音楽フェスや、読書会、オフライン限定のデートイベントなどが例として紹介され、「79%のZ世代が“美しく整った写真”よりも“自発的な瞬間”を好む」とする調査結果も引用されています。
Trend Hunterは、この流れを「パフォーマンスとしての人生」から「その場でちゃんと感じる人生」へのシフトと解釈。ブランドに対しては、「SNS映え」よりも、撮影されないことで価値が上がる体験設計――たとえば会話に集中できる“撮影禁止ディナー”や、“投稿できないからこそ特別”と感じさせる空間演出――への転換を提案しています。日本でも今後、“撮らないこと”を売りにするサービスが増えてくるかもしれません。
元記事: Insights in 60 Seconds: Short Trend Videos | Trend Hunter – episode "The Rejection of Shareability"