2026-09-26
Z世代のフィットネスは「筋トレ前提」へ──ランニングよりウェイトを選ぶ若者たち
ここ数年続いてきた“ヘルシー志向”が、米Z世代のあいだで新たな形を取りつつあります。最新のフィットネス動向をまとめた米ニュースレターによると、若年層のあいだでランニングマシンや有酸素マシンよりも、ダンベルやバーベルなどのフリーウェイト、レジスタンスマシン(負荷をかける筋トレ機器)への人気がはっきりと高まっているといいます。
従来は「ダイエット=有酸素運動」というイメージが根強く、長時間のランやエアロビクスが“正しい努力”とされてきました。しかしTikTokなどのSNSでは、いまや筋力トレーニングによるボディメイクや、スクワット・デッドリフトといった“リフティング動画”がフィットネスコンテンツの中心に。若者にとって「理想の体」は、細さだけでなく強さ・機能性も含むイメージへと変化しつつあります。
専門家のコメントでは、骨密度や代謝、将来の健康を考えたときに、筋トレがもつ長期的なメリットがあらためて注目されている点も指摘されています。一方で、過度なボディシェイプへのこだわりや、フォームを独学で身につけることによるケガリスクも懸念事項です。とはいえ、「筋トレ前提」の健康観は、今後日本の若年層のジム選びやスポーツクラブのメニュー構成にも影響していくかもしれません。