2026-09-20
「リトル・トリート文化」が本格経済現象に──小さなご褒美で暮らしを支える若者たち
英語圏でここ数年広がっている「リトル・トリート文化(little treat culture)」が、単なるSNSネタを超えた消費トレンドとして注目されています。米調査会社の最新レポートによると、アメリカ人の62%が月1回以上「小さなご褒美」を購入しており、その多くが25ドル以下の低価格帯。背景には、約7割が感じている家計不安があり、高額な旅行や外食の代わりに、コーヒーやスイーツ、小物など“マイクロ・ラグジュアリー(小さな贅沢)”で気分を上げようとする傾向が見られます。
英ガーディアン紙は、この「リトル・トリート文化」がティラミスの世界的ブームも後押ししていると分析。ロンドンでは、ティラミス専門店や「ティラミス・ラテ」など派生メニューが急増し、「デザートだけは贅沢したい」という心理が消費を支えていると指摘します。 さらに米AOLは、ドリンクチェーンやカフェが“リトル・トリート向け”の小サイズ・限定フレーバーを戦略的に打ち出していると報じ、Z世代発の習慣が、幅広い世代の常態化した支出パターンに変化しつつあると伝えています。
元記事: Treatonomics explained: How little treat culture is reshaping consumer spending in America