2026-09-19
“限定スヌーピーグラス”に世界が殺到──スターバックスのマーチドロップ経済
9月中旬、アメリカのスターバックス店舗に登場した「スヌーピーのガラスコールドカップ」が、わずか数分で完売し、海外ネットをざわつかせました。小売価格は39.95ドル(約6,000円)にもかかわらず、再販サイトでは最大5倍の約254ドルで取引されていると、シンガポール紙『ストレーツ・タイムズ』が報じています。
発売当日は、オープン前から行列ができ、店舗によっては各店6〜10個程度の超少量入荷。米Redditのスターバックス関連スレッドには「朝3時から並んだ」「5人目で最後の1個だった」といった体験談が相次ぎ、ひとり2個まで・1個までなど購入制限をかける店も多かったといいます。
一方で、オンライン販売分は瞬時に売り切れ、二次流通サイトeBayやPoshmarkには「LAST ONE」「IN HAND」と強調した出品が並びました。 Reddit上では「誰か実際に自分用に買っている人はいるのか」「スタバが意図的に希少性を作っているのでは」といった議論も巻き起こっています。
今回のコラボは、キャラクターブランド「ピーナッツ」との継続的な取り組みの一部で、同社の株価は年初来でS&P500の上昇率を上回る伸びを見せていると報じられました。 限定グッズを“マーチドロップ(短期間集中販売)”形式で繰り返すことで、値引きではなく「所有体験」への期待で来店を促すモデルが、カフェチェーンにも本格的に組み込まれつつあります。日本でもスターバックスのグッズ人気は高いですが、海外で起きている“投機的マグ・バブル”は、今後ローカルチェーンにも波及していくかもしれません。
元記事: Starbucks Snoopy cup resells for $254, showing the power of merch drops