2026-09-10
TikTokで復活する「グリッタータトゥー」──Y2K再解釈のきらめくボディアート
フランスのトレンドエージェンシーがまとめた最新レポートによると、TikTokではいま「グリッタータトゥー(ラメ入りの一時的なボディアート)」が静かにブームになりつつあります。子どもの誕生日会や遊園地の出し物というイメージが強かったこのメイクが、Y2K(2000年代初頭)ブームの再燃とともに、大人の「フェス用メイク」「ナイトアウト用アクセサリー」として再評価されているのが特徴です。
動画では、蝶や星のモチーフを肩や背中に散らしたり、メタリックな文字を腕に描いたりと、ボディ全体をキャンバスに見立てた表現が目立ちます。専用ステンシルを使うものから、ヘアジェルやラメアイシャドウを流用したDIYまで手法はさまざまで、「クリーンガール(素肌感重視)」の対極にある、あえて“つくりもの”っぽい美しさが支持されている点もポイントです。
背景には、数年間続いたミニマル志向への反動があります。ナチュラルさよりも「一晩だけ楽しめるプレイフルな変身」を求めるムードが強まり、メイクを写真や動画でシェアする“体験型コンテンツ”として楽しむ流れが加速。ブランド側も、フェス限定キットや簡単に落とせるボディグリッターなどを投入し、単なる懐かしアイテムではなく「映像映えする一時的な自己表現ツール」として位置づけ直そうとしています。