2026-09-01
ラテンアメリカZ世代がハマる「オーラファーミング」──スピリチュアル自己啓発の新フォーマット
ラテンアメリカの若者のあいだで、最近「オーラファーミング(aura farming)」という不思議な言葉がバズっています。直訳すると「オーラを耕す」ですが、実態はスピリチュアル系セルフケアと自己啓発をミックスした新しいライフスタイル。TikTokやインスタのショート動画では、カトリックの祈りや瞑想、日記(ジャーナリング)、ボランティア活動などの「心のルーティン」を、ゲームの“経験値(XP)稼ぎ”のように可視化してシェアする投稿が増えています。
きっかけは、中南米のカトリック指導者やインフルエンサーが、若者に向けて「SNSで見せるための自分磨きではなく、目に見えないオーラを育てよう」と呼びかけたこととされます。そのフレーズが切り取られ、ミーム化して拡散するうちに、宗教色を超えて「日々の小さな良い行いをポイント化して楽しむ」カルチャーへと変化しました。
日本の“自己啓発本”や“推し活”に近い面もありますが、オーラファーミングはあくまで「内面の光」をゲーム感覚で育てるのが特徴。フォロワーを増やすためではなく、自分の気分やメンタルの安定を“見える化”したいZ世代のニーズと、ラテンアメリカ固有の宗教文化が接続した新トレンドと言えそうです。
元記事: Cardinal invites young people to ‘farm aura’ with Christ