2026-08-31
「コミュニティ・マキシング」する若者たち──店舗を“第三の居場所”にする発想
ギリシャのマーケティング系メディアでいま注目されているのが、「コミュニティ・マキシング(community-maxxing)」という新語です。これは、Z世代など若い層が実店舗を「モノを買う場所」以上のものとして使いこなし、サードプレイス(自宅と職場・学校に次ぐ第三の居場所)として最大限活用する動きを指して使われています。
記事では、特に都市部のプレミアム・ジムやライフスタイル型ショップに注目。大手金融機関モルガン・スタンレーのインターン500人超への調査では、若年層にとってハイエンドなジムは、フィットネスだけでなく、仕事のネットワーキングや友人づくり、情報交換の場として機能していると紹介されます。同様に、カフェ併設の書店や体験型ストアも、イベントやワークショップを通じて「コミュニティのハブ」として期待されていると分析。オンライン中心の生活に飽和感を覚える一方で、ただ買うだけでない“意味のある対面体験”を求める若者心理が透けて見えます。日本でも、物販より「居心地」や「つながり」を前面に出す店舗づくりが、今後の競争力につながるかもしれません。