2026-08-30
Z世代が選ぶ「ノーフォン・ナイト」──スマホを封印する夜遊びが静かに拡大中
北米の都市部を中心に、「ノーフォン・ナイト」と呼ばれるスマホ持ち込み禁止のイベントがじわじわ増えています。シカゴの報道では、ナイトクラブやライブ会場だけでなく、大学の教室やクリエイティブスペースでも、入場時にスマホを布袋やロッカーに預けさせる試みが広がっているといいます。
背景には、会話が途切れた瞬間にSNSを開いてしまう「無意識のスクロール疲れ」への反発があります。記事では、あえてスマホを使えない状況に身を置くことで、知らない人と話す・音楽に集中して踊る・その場の空気を味わうといった“アナログな社交”が復活している様子が紹介されています。イベント主催者のなかには、写真撮影もプロカメラマンに限定し、参加者は「その場にいること」だけに集中できるよう設計する動きもあるそうです。
こうしたノーフォン・イベントは、TikTok世代の若者が「映えるための時間」から「記録されない時間」へと価値観をずらしているサインとも読めます。今後は、クラブやフェスだけでなく、美術館のレイトショーや読書会など、より静かな場にも波及していきそうです。