2026-08-28
「フェス化するウェルネス」──早朝コーヒーレイブから“サウナ・レイヴ”まで、世界で広がる新しい健康体験
ヨガや瞑想のような“静かな”ウェルネスだけでは物足りない——そんな空気から生まれているのが、「フェス化するウェルネス」トレンドです。欧米やオーストラリア、欧州では、音楽フェスやクラブカルチャーの要素を取り入れた新しい健康イベントが急増。朝7時からDJが回す「コーヒーレイブ」や、お酒を出さない“ソバー(断酒)レイブ”、サウナのロウリュ(熱した石に水をかける儀式)とダンスを組み合わせた「サウナ・レイヴ」、フィットネスや呼吸法、ライブ音楽を組み合わせた数日間のウェルネスフェスなどが登場しています。
背景には、「健康=自己管理と我慢」というイメージから、「健康=喜びやつながりを感じる時間」へと価値観がシフトしていることがあります。世界のウェルネス業界では、ダンスや合唱などの“体を動かす音楽体験”が、うつ病への効果や、心拍の同調を通じた信頼感・一体感の向上に役立つという研究も注目されています。
これらのイベントは、クラブ文化に馴染みのない人や、アルコールを控えたい若者でも参加しやすい料金設定や時間帯で行われることが多く、“誰でも参加できるウェルネスの社交場”として機能し始めています。日本でも、朝活やサウナ人気と相性がよいトレンドとして、今後輸入される可能性が高そうです。