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2026-08-17

Z世代がハマる「マーラータン時代」──好きな具材を“セルフ設計”するパーソナライズ外食

北米やアジアの都市部で、Z世代を中心に「マーラータン(麻辣湯)」スタイルの外食が静かなブームになっています。マーラータンは中国・四川発祥のスープ春雨・鍋料理で、最近のトレンド店では、具材コーナーから好きな野菜や肉、練り物、麺を自分でボウルに入れ、店側がそれを量り売りして好みの辛さのスープで仕上げる「ビルド・ユア・オウン(自分で組み立てる)」形式が主流。米フードデータ企業の最新トレンド予測では、「マラタン時代(malatang era)」がZ世代の“究極のパーソナライズ食体験”として紹介されています。

ポイントは、単なる辛い鍋ではなく、「自分でレシピを設計するプロセス」自体がエンタメ化していること。SNSでは、店内の具材棚を撮影しながら“最強の組み合わせ”を探る動画や、友人同士で同じ予算内でどれだけ満足度の高い一杯を作れるか競うコンテンツが人気です。「量り売りにすることでフードロスを減らせる」「野菜多め・炭水化物少なめなど、栄養バランスを自分で調整できる」といったサステナビリティやウェルネス文脈で語られることも増えています。

こうした“完全カスタム型”のホットポットは、ファストフードのサラダボウルや、デジタルサービスのパーソナライズに慣れた若年層にとって、「外食も自分仕様であるべき」という感覚を象徴する存在になりつつあります。まだ日本では一部の中華料理店や専門店に限られますが、「味の嗜好データを起点にした飲食体験」として、チェーン展開や他ジャンルへの応用が加速する可能性があります。

元記事: Tastewise | 2026 Trend Forecast – Culture Shift 2026: Food & Beverage Trend Forecast