2026-08-14
カナダでじわる「ネイバーフッド・ツールライブラリー」──工具を“みんなの書庫”にする若者たち
カナダや米国の一部都市で、「ツールライブラリー」と呼ばれる地域の工具図書館が若い世代の間で静かなブームになっています。これは電動ドリルやノコギリ、庭仕事用の道具などを、図書館の本のように会費制で貸し出す非営利スペースのこと。従来はDIY好きの中高年が中心でしたが、最近は家具を自作したいZ世代や、引っ越しの多い20代の単身者がSNS経由で利用し始めています。
彼らにとって、工具は「買うより借りる」が前提。狭いアパートでモノを増やしたくないことに加え、「自分で直す・作る」というスキルをコミュニティと一緒に学べる場としても評価されています。週末には、壊れた家具を持ち寄るワークショップや、初心者向けのドリル講座が開催され、ひとり暮らしの若者の“ゆるい社交場”にもなっています。日本ではまだ馴染みが薄いですが、都市部のシェアオフィスやコワーキングスペースと親和性が高く、今後導入が進めば「モノの共有インフラ」として生活を変えるかもしれません。
元記事: How Gen Z renters are reviving community tool libraries