2026-08-13
欧州Z世代がハマる「ソーシャル・プルーフ断ちチャレンジ」──“いいね”を見ない1週間
欧州の大学生や若手社会人のあいだで、「ソーシャル・プルーフ断ち(社会的証明=他人の評価から距離を置くこと)」を掲げた1週間チャレンジが静かに広がっています。きっかけは、マーケティングや心理学の研究者が、SNS上の「いいね」やレビューが意思決定に与える影響を分析した論文やコラムを相次いで発表し、一般向けメディアでも取り上げられたことです。
参加者は1週間、SNSの「いいね」数やフォロワー数、ECサイトの★評価を見ないよう設定を変えたり、専用アプリで一時的に非表示にします。そのうえで、服やカフェ、本、アプリなどを「自分の直感だけで選ぶ」体験を共有。TikTokやインスタグラムでは、チャレンジ前後で選ぶものがどう変わったかを振り返る動画が投稿され、「友だちの評価に乗っかっていただけ」「自分の好みだと思っていたけど、実はアルゴリズムの好みだった」といった気づきが語られています。企業側も関心を示し、一部のD2Cブランドは、レビューやランキングを裏側に隠し、「まずは何も知らずに試してもらう」期間限定キャンペーンを行うなど、マーケティングの実験場にもなりつつあります。
元記事: Academic and consumer‑behaviour coverage on digital social proof and Gen Z experiments