2026-08-12
欧州Z世代がハマる「リペア・フリーマーケット」──壊れたモノを持ち寄る“半分お店・半分工房”
欧州の一部都市で、フリーマーケット(蚤の市)の形を借りた「リペア・フリーマーケット」が若者の間で人気を集めています。最近の欧州メディアの報道によれば、ベルリンやコペンハーゲンなどで、週末だけ開かれる小さなマーケットに、壊れた家電や衣類、自転車などを持ち寄り、その場にいる職人やDIY愛好家と一緒に修理するイベントが増えています。
ブースにはプロの自転車メカニックや裁縫の得意なボランティアが並び、参加者は部品代や少額のチップを支払う代わりに、「直し方」を学べるのがポイントです。Z世代の来場者の多くは、ファストファッションや大量消費への違和感から「ものを長く使う」ことに関心を寄せており、会場では修理済みアイテムの交換会や、アップサイクル(古いものを別の用途に再生)ワークショップも開かれています。
また、フリーマーケット形式であることから、単なる環境活動ではなく「友人と出かける週末イベント」として定着しつつあるのも特徴です。カフェスタンドやDJブースを併設し、音楽を楽しみながら工具を握る光景は、従来のリサイクルショップとは異なるポップな雰囲気。日本でも、リサイクルショップや地域のフリマ文化と組み合わせることで、若い世代に「直す楽しさ」を広げるヒントになりそうです。