2026-08-05
イタリア発「スロースナックアワー」 夕食前の“ながらおやつ”が都会人の新習慣に
イタリアの都市部で、アペリティーボ(夕食前の一杯)の新バージョンともいえる「スロースナックアワー」が話題になっています。仕事終わりの1時間ほど、カフェやバーに立ち寄り、飲み物と共に小さなプレートスナックをゆっくり味わう習慣で、スマホをなるべく触らず、会話や読書に集中するのが暗黙のルールです。
ミラノやローマの一部カフェでは、ポテトチップスではなく、ローストした野菜のチップスや小さなパニーニ(サンドイッチ)、オリーブなど「ちゃんと作られた軽食」を少量ずつ提供。客はラップトップを開く代わりに紙の本を読み、店側も「ノーノイズ・プレイリスト」と称して静かな音楽だけを流すなど、仕事と夜のあいだに“余白の時間”をつくることを重視しています。
TikTokやInstagramでは、「#slowsnackhour」のハッシュタグで、グラス1杯と小さな皿を並べた静かなテーブル写真が多数投稿され、ヨーロッパ各地へ波及中。暴飲暴食ではなく、少しだけ良いものを丁寧につまむことで、一日のリズムをリセットする——そんな“おやつの再定義”として、食文化系メディアが新トレンドとして取り上げています。日本の「ちょい飲み」文化とも相性が良く、今後輸入される可能性もありそうです。
元記事: How Italy’s ‘Slow Snack Hour’ Is Rewriting After‑Work Eating