2026-08-01
AIが“料理の見た目”を支配中?海外で広がる「AIフードメニュー疲れ」とは
ここ数日、海外の掲示板コミュニティでは「AIで作った料理写真ばかりのメニュー」に対する不満がじわじわと噴出しています。問題になっているのは、小さな屋台や個人経営の飲食店が、生成AI(画像を自動生成するAIツール)で作った「それっぽい」料理画像を看板やメニューに大量使用しているケースです。
ソーセージが不自然に光っていたり、パン生地がスポンジのように多孔質だったり、「これは物理的にありえないだろう」という料理が並ぶ様子に、ユーザーは「こんな店、信頼できない」「実物を撮ればいいのに」と辛辣。特にTikTokやRedditでは、AIらしい質感や文字の崩れを見抜いて共有する“AIメニュー観察”が半ば遊び化しています。
背景には、デザイン費を抑えたい小規模ビジネスと、生成AIツールの急速な普及があります。一方で、若い消費者ほど「フェイク感」に敏感で、AI画像だと分かった瞬間に店への信頼が下がる、という声も目立ちます。日本でもチェーン店やECを中心にAI画像活用が広がりつつありますが、「どこまでが演出で、どこからが欺瞞か」という線引きは、今後グローバルに議論になりそうです。