2026-07-27
「デザイナーバッグよりボトックス」──美容医療を“体験型ラグジュアリー”として選ぶ消費者たち
米国の美容専門メディアは、ボトックス(表情じわを和らげる注射治療)やフィラー(ヒアルロン酸などを注入する施術)といった美容医療を、若い世代が「モノより体験型のラグジュアリー(贅沢)」として選ぶ傾向が強まっていると報じています。ある調査では、回答者の半数以上が「高級バッグや旅行を削ってでも美容施術にお金を回す」と答えたといいます。
特徴的なのは、30代以降の“若返り”ではなく、20代前半から「老けにくい土台づくり」を目的とした“予防美容”として受けるケースが増えている点です。過度な変身よりも、オンライン会議やSNSの自撮りで「いつもより少し調子がいい自分」でいたい、という心理が背景にあります。
専門家は、こうした動きが従来のブランド品中心だったラグジュアリー消費を変えつつあると指摘。クリニック側もサブスク型プランやポイント制度などを導入し、「推しサロン」に長期的に通う文化が形成されつつあります。日本でも美容医療市場の拡大が続くなか、「体験としての高級消費」という視点は今後の注目ポイントになりそうです。
元記事: Why Consumers Are Choosing Botox Over Designer Bags | NewBeauty