2026-07-22
週1回スマホ断食?欧米で広がる「デジタル・サバス」な週末習慣
宗教用語の「Sabbath(サバス/安息日)」をもじった「digital sabbath(デジタル・サバス)」という言葉が、欧米のメディアや研究者の間で再び注目されています。意味は“デジタル機器を断つ日”。SNSや動画視聴をやめ、24時間〜週末の1日だけでも、スマホやPCから意識的に離れる習慣を指します。世界経済フォーラムのインタビューで、社会心理学者ジョナサン・ハイト氏は「週に1日のデジタル・サバスが、メンタルの安定や人間関係の質の向上につながる」と提案。常時接続の生活が、怒りや比較、自己否定を増幅させていると警鐘を鳴らしました。
キリスト教系の機関誌や家族向けハンドブックでも、「月曜は家族全員でテレビとアプリを止める」「週末丸一日、スクリーンのない外出をする」など、具体的なルール例を紹介。 カナダの男性向けリトリートでは、4日間まったく携帯の電波が入らない山奥でキャンプを行い、「強制的なノーフォン環境」が売りになっています。
心理学系メディアは、こうした動きを「ネオ・ラッダイト(新ラッダイト)」、つまりテクノロジーに盲目的に従わず、距離の取り方を再設計する潮流の一部と位置づけています。 日本でもデジタルデトックス旅行は知られ始めていますが、「週に1日のスマホ休み」を家族単位やコミュニティ単位で共有する動きは、今後のライフスタイル提案として取り上げられそうです。
元記事: Pushing Back Against Technology: The Rise of Neo-Luddism