2026-07-22
“モジュラー・イーティング”って何?Z世代が「組み立て式の食事」にハマる理由
欧米のフード業界メディアで今、頻繁に登場するキーワードが「modular eating(モジュラー・イーティング)」です。直訳すると“モジュール(部品)式の食べ方”。一皿の完成された料理を食べるのではなく、クラッカー、カット野菜、ディップ、チーズ、プロテインバーなど小さな要素を自分好みに組み合わせて“食事として成立させる”スタイルを指します。TikTokで人気になった「ガールディナー(少量のおつまみを並べたゆるい夕食)」の進化系と説明する専門家もいます。
食品業界向けサイトによれば、Z世代は朝・昼・晩という固定的な食事時間よりも、「お腹が空いたタイミングで小さなモジュールを足していく」柔軟さを重視。これに合わせて、タンパク質入りスナックや一口サイズのデザート、温めるだけで主食にも副菜にもなるハイブリッド商品などが伸びているといいます。 経済的なプレッシャーで外食を減らしつつ、スーパーやコンビニで買ったパーツを組み立てることで、“それなりに健康的で楽しい食卓”を作る工夫とも解釈できます。
また、トレンド分析サイトは「SNSのフィードもカテゴリではなく“要素の組み合わせ”で体験されている。食事も同じ発想でカスタマイズ可能なモジュールとして捉えられている」と指摘。 日本でもおつまみプレートや軽食のテイクアウトはすでに浸透していますが、“一汁三菜”の枠を超え、もっと自由に組み立てる食べ方が若者の間で広がるかもしれません。