2026-07-20
スマホを“没収”される休暇?欧米で広がる「ノーフォン・リトリート」
海外の旅行メディアではここ数カ月、「ノーフォン・リトリート(No-phone retreat)」という新しいバケーション形態が急に取り上げられています。米地方紙の特集によると、バリ島やカリブ海、モンタナの高級ロッジなどで、チェックイン時にスマートフォンをロッカーに預けさせる宿泊プランが人気。Wi-Fiをあえて提供しない施設も登場し、「強制デジタルデトックス」を売りにするツアーが増えているといいます。
背景には、平均して“週1日分”をオンラインに費やしているという調査結果や、「自分のスマホ利用時間が嫌いだ」と答える人が6割を超えるというデータがあり、旅行中くらいは物理的に端末を手放したいと願う層が増えていることがうかがえます。北米のキャンプ業界レポートでも、スクリーンから距離を置く「アナログ・キャンピング」が2026年の重要トレンドとして言及されました。
日本でも「デジタルデトックス旅」は徐々に知られてきましたが、海外のノーフォン・リトリートは、会議室での“オフサイト合宿”から、静かな山奥の瞑想リトリートまで、ビジネス層や富裕層向けにかなり高価格帯で商品化されている点が特徴です。ストレス社会における“ラグジュアリー=つながらない権利”という価値観が、より明確なサービスとして形になりつつあります。
元記事: No-Phone Retreats 2026: 8 Destinations for the Ultimate Digital Detox Vacation