2026-07-17
「おばあちゃん最強理論」?TikTokで広がる“ノンナ・マクシング”のゆっくり暮らす知恵
海外のライフスタイルメディアでは、今年に入り「Nonna-maxxing(ノンナ・マクシング)」という言葉が頻繁に取り上げられています。Nonnaはイタリア語で「おばあちゃん」を意味し、「おばあちゃんのような暮らし方を最大限に取り入れる」というニュアンスの造語です。ティーンや20代のクリエイターたちが、パスタを手打ちしたり、自家製ソースを瓶詰めしたり、刺繍や編み物をする様子をTikTokに投稿し、ゆっくりとした生活リズムを肯定するムーブメントとして拡散しています。
米ライフスタイル誌の記事によると、多くの動画は「ノンナの一日になりきる」ロールプレイ形式。レースのテーブルクロス、花柄の食器、古いレシピ本など、いわゆる“おばあちゃん家”のディテールが強調されます。一見するとレトロ可愛い“おばあちゃん風インテリア”ブームにも見えますが、当事者たちは「スローダウンすること」「家族との時間」「手作業で作る喜び」を重視する価値観の転換だと語っています。
背景には、常に効率と生産性を求められる生活への疲れがあります。画面越しに消費するコンテンツではなく、「誰かのために食事を作る」「修繕して長く使う」など、アナログで身体性のある行為が“癒やし”として再評価されているのです。日本でも「昭和レトロ」や実家の味へのノスタルジーと接続しやすく、今後SNS上で類似のムーブメントが生まれるかもしれません。
元記事: The Real Story Behind ‘Nonna-Maxxing,’ the Trend Taking Over TikTok