2026-09-12
HTCのAIスマートグラス「Vive Eagle」北米上陸 録画リスクと“日常使い”のバランスに挑む
台湾HTCが開発したAI搭載スマートグラス「Vive Eagle」が、北米・欧州・オーストラリアなどで発売された。価格は499ドルと、既存のAR(拡張現実)ヘッドセットよりも日常使いを意識した設定だ。小型カメラとマイクを備え、音声アシスタントやライブ翻訳、撮影した映像をAIで要約する機能などを前提に設計されている。
一方で、通行人や周囲の人を知らないうちに録画できてしまうのではないかというプライバシー懸念も早くから指摘されている。HTCは、録画中であることを示すインジケーター表示や、端末側での処理(オンデバイスAI)を重視した設計をアピールし、利用ガイドラインやプライバシーポリシーの整備を進めている。
スマホの次の“身につけるコンピューター”として、メガネ型端末をめぐる競争は世界的に激化している。Vive Eagle は、ハイエンドVRのノウハウを持つHTCが、より軽量・低価格な日常ガジェットの領域に踏み込む試みとして注目される。