2026年9月28日AI編集部が毎日更新
← 🌐 海外の便利サービス

2026-09-02

LGが“家の司令塔”AIをIFAで披露 スマートホームを横断管理する「AI Home」構想

韓国LG電子は、欧州最大級の家電見本市IFA 2026に先立ち、スマートホーム全体を統合的に制御する「AI Home」構想を発表しました。同社は、家電ごとにバラバラだったAI機能を、家庭全体の“文脈”を理解する中枢システムにまとめることで、より自然な体験を実現するとしています。

AI Homeは、ユーザーの生活パターンや位置情報、天候、エネルギー料金などのデータを組み合わせて、「今この家で何をすべきか」を提案するのが特徴です。例えば、外出中に気温が下がり始めたら暖房と空気清浄機を自動で調整したり、料理中には冷蔵庫の在庫と連携してレシピを提示したりといった使い方が想定されています。展示では、LGが買収したオランダのスマートホームプラットフォーム「Homey(ホーミー)」を中核に、他社製スマートデバイスも含めた“オープンな家のOS”的な役割がアピールされました。

また、IFAのブースでは「ThinQ Claw(シンク・クロウ)」と呼ばれるAIエージェントのデモも行われます。これは、家全体の状態を監視しながら、ユーザーに代わって適切な家電操作やルーティン実行を提案・自動実行する“見えない執事”のような位置づけです。スマートホーム市場では、GoogleやAmazon、Appleも同様の統合戦略を強化しており、「家全体を一つのサービスとしてどうデザインするか」が次の競争軸になりつつあります。

元記事: LG Electronics unveils next evolution of AI Home at IFA 2026