2026-08-29
ブラウザが“研究助手”に 自律型AIが技術課題を自動実験する「PRAXIST」ベータ公開
シンガポール発のAI企業 Sapient Intelligence が、研究開発向けの自律型AIシステム「PRAXIST(プラクシスト)」のベータ版を発表しました。R&D(Research & Development、研究開発)分野に特化し、エンジニアや研究者が抱える複雑な技術課題をAIが自動で分解・検証していくのが特徴です。
PRAXISTは、まず論文や仕様書、バグレポートなどのテキスト情報を読み込み、仮説となる解決パスを多数生成します。そのうえで、コードの実行やシミュレーション、テストケースの生成といった実験プロセスを半自動で回し、結果をもとに仮説を取捨選択。ユーザーはダッシュボード上で「どの案が、どの条件下で、どの程度うまくいったか」を俯瞰できます。
同社は、生成AIが得意としてきた文章生成やチャットボットより一歩進み、「新しい知見や設計案を生み出すAI」を目指すとしています。現時点ではベータ版のため、利用には審査付きの早期アクセス申し込みが必要ですが、今後はソフトウェア開発に限らず、材料開発やハードウェア設計など、より広いR&D分野への展開も想定されているとのことです。