2026-08-22
スーパーアプリ化が進む会計ソフト Xeroが小規模事業者向けに新AI機能を一挙発表
クラウド会計ソフト大手のXero(ゼロ)が、米国で開催した年次イベント「Xerocon US」で、小規模事業者や会計事務所向けのAI機能をまとめて発表しました。中心となるのは、同社が「エージェント型プラットフォーム」と位置づけるJAXで、請求から支払い、資金繰り管理までの一連の業務フローをAIでつなげる構想です。
既に提供中の「自動銀行照合」機能では、取引明細と会計データのマッチングをAIが行い、これまでに1億件以上のトランザクションを自動処理したと説明。今後は、1件の入金を売上と手数料に分けるといった、より複雑なパターンにも対応していくとしています。また、AnthropicのClaudeやChatGPTなど外部の生成AIと統合し、ユーザーが普段使うMicrosoft 365などの環境から、Xeroの会計データを自然言語で問い合わせできるようにする拡張も強化中とのことです。
さらに、ノーコードに近い形で独自のワークフローやミニアプリを生成できる開発基盤の整備も進めており、Xeroは「小規模事業のOS」を自任。中小企業のバックオフィス業務を、段階的にAIエージェントへ置き換える長期ロードマップが見えつつあります。日本でもクラウド会計の競争が激化する中、会計ソフトが“AI運営プラットフォーム”へと進化していく流れは注目に値します。
元記事: Xero Announces New AI Innovations for Small Businesses and Accountants at Xerocon US