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2026-08-12

スペイン3大銀行が共同で不正対策クラウド「FrauDfense Check」稼働 APIで“共有ブラックリスト”照会

スペインの大手銀行BBVA、サンタンデール銀行、カイシャバンクの3行が設立したジョイントベンチャーFrauDfenseは、新たなクラウド型不正対策プラットフォーム「FrauDfense Check」の本格運用開始を発表しました。金融専門メディアによると、このサービスは参加金融機関どうしで不正関連データを安全に共有し、API(アプリ連携用インターフェース)経由でリアルタイムに照会できるのが特徴です。銀行は送金や即時決済、新規口座開設やカード取引などのタイミングで「怪しいパターン」を一括チェックでき、試験運用の1年間で数百万ユーロ規模の被害を未然に防いだといいます。

FrauDfense Checkはクラウド上のSaaS(サービスとしてのソフトウェア)として提供され、今後はスペイン全体の金融セクターへの参加拡大を目指しています。日本でも不正送金やフィッシング被害が問題になる中、銀行ごとに閉じた対策ではなく、業界横断で“疑わしいID・口座・端末情報”を共有するアプローチは参考になりそうです。同時に、プライバシー保護やデータの扱いに関するガバナンス設計が鍵になる点も、欧州一般データ保護規則(GDPR)下での実証事例として注目されます。

元記事: FrauDfense Check launches after year-long Spanish trial