2026-07-20
バングラデシュの都市サービスが1つのアプリに集約 「Our Chattogram」が市民の“困りごと窓口”をデジタル化
バングラデシュ第2の都市・チッタゴン(現地表記 Chattogram)で、市民向けのワンストップ行政サービスアプリ「Our Chattogram」が正式に公開されました。市長のシャハダト・ホサイン氏が2026年7月18日に発表したもので、道路の破損や冠水、蚊の大量発生、ごみの放置、街灯や下水の不具合など、都市生活で頻出する10種類の問題をスマホから直接通報できるのが特徴です。
アプリ上では通報だけでなく、「受付済み」「対応中」「解決済み」といったステータスも確認可能で、行政対応の“見える化”を狙っています。また、税金や営業許可証(トレードライセンス)といった各種手続き、緊急連絡先、市長への直接メッセージなど、都市に関する情報と窓口を1つにまとめたポータルとして機能する設計です。
開発費用は現地銀行のCSR(企業の社会的責任)枠で賄われ、システム構築は地元IT企業が担当しました。日本でも自治体アプリは増えていますが、多くはごみ収集カレンダーなど情報提供が中心です。「Our Chattogram」は、苦情受付から進捗管理までを一気通貫でデジタル化し、住民参加型で“スマートシティ化”を進めようとする点が特徴的と言えます。今後、他の新興国都市でも同様のモデルが広がる可能性があります。
元記事: Ctg mayor inaugurates ‘Our Chattogram’ app to solve citizen problems