2026-07-18
ロボットの“手”がここまで来た ジョイソンが巧妙なロボットハンドと電子スキンを発表
中国系自動車部品メーカーとして知られるJoyson Electronics(ジョイソン)が、上海で開催中の「WAIC 2026(世界人工知能大会)」で、ロボット向け新コンポーネント群を公開しました。中でも注目されているのが、人間の手のような動きを再現する「巧妙ロボットハンド」と、高感度の「電子スキン(電子皮膚)」です。
同社によると、このロボットハンドはバイオニクス(生体模倣)や柔軟センサー、先端素材など複数分野の技術を統合しており、複雑なつかみ動作や繊細な力加減を実現。指先には独自開発の力・触覚センサーが内蔵され、三次元方向の力を高解像度で検出できるといいます。これにより、人間の指先より細かな感触を捉えられるレベルを目指しているとのことです。
さらに、ロボット全体を統合制御する「具現化AIブレイン(Embodied AI brain)」や、産業向けのロボットコントローラも披露されました。これらは工場での自動組立や検査だけでなく、サービスロボット分野への応用も想定されています。ロボットアームや自律移動ロボットといった既存ハードに、より“人間らしい手”と感覚を後付けできる基盤として、産業界からの関心が高まっています。