2026-10-24
ゴールドは4,000ドル割れ目前まで軟化 AI株調整と金利高で「守り資産」も試される
金(ゴールド)相場は23日、1トロイオンスあたり4,000ドル近辺までじり安となりました。直近の指標では、22日時点で約4,090ドル台だった価格が、23日には一時4,030ドル前後まで下落し、終値ベースでは4,000ドル割れ目前まで売られています。背景には、米10年国債利回りが5%近辺と依然高水準にあることや、ドル高傾向が続いていることがあり、金利を生まない金よりも債券や現金を選好する動きが強まっています。
一方で、前日まで世界的にAI関連株が急落し、株式市場全体にボラティリティ(価格変動)が再燃していることから、「安全資産」としての金への需要も完全には失われていません。実際、価格は足元で日々1〜2%程度の上下を繰り返しつつも、依然として年初来平均を上回る4,000ドル台を維持しています。今後は、来週に予定される米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策会合や、インフレ指標の結果次第で、金利見通しとドル相場が再び変動し、金相場も一段と大きく振れる可能性があります。投資家にとっては、短期的な値動きだけでなく、ポートフォリオ全体の「保険」としてどの程度金を持つかが改めて問われる局面です。
元記事: Gold price data October 2026 / Precious Metals – October 23, 2026