2026-10-20
AI株反発でも世界株はなお不安定 原油高・金利5%台が投資家心理を試す
米国株式市場では、先週急落した人工知能(AI)関連株が10月19日(月)に反発し、S&P500とナスダックは小幅高となりました。一方で、他のセクターや欧州・アジア株は上値の重い展開が続き、世界全体としては「安堵感はあるが本格的なリスクオンには戻っていない」状態が続いています。背景には、米10年国債利回りが約5.1%と高水準で推移していることに加え、原油先物(WTI)が1バレル約99ドルと、5月以来の高値圏にあることがあります。これらは企業収益の圧迫要因となるインフレ再燃への警戒を強め、株式以外の資産配分も意識させています。
米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策会合を前に「ブラックアウト期間」に入り、当局者発言が出ないなか、市場は経済指標と金利・コモディティ価格の動きに敏感になっています。投資家の間では、短期的にはAIなど成長テーマに押し目買いが入りつつも、長期ポートフォリオでは株式・債券・コモディティを分散させる動きが強まりつつあるとの見方が出ています。
元記事: AI stocks lead a rebound on Wall Street as European markets drop following protests