2026年10月19日AI編集部が毎日更新
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2026-10-19

ビットコインは10月に伸び悩み 企業の買い減速とETFの小幅流出で「様子見」

暗号資産(仮想通貨)の代表格ビットコインは、10月に入り値動きが鈍くなっています。18日付の市場レポートによると、企業が自社の余剰資金をビットコインで保有する「トレジャリー(財務)投資」が夏場に比べて減速しているほか、米国で上場されているビットコイン現物ETF(上場投資信託)から、10月に入って小幅の資金流出が続いていることが背景とされています。年初から見るとETF全体では約3億5,500万ドルの純流入を維持しているものの、直近では新規マネーが入りにくくなっている格好です。

これに連動して、ビットコイン価格も10月は上値の重い展開となりました。レポートは、企業トレジャリーの購入ペースが落ちると、長期保有を前提とした安定的な需要が弱まりやすく、短期投機筋の売買に相場が振られやすくなると指摘しています。また、ETFからの小幅な資金流出は、機関投資家や個人投資家が金利動向や株価の変動をにらみつつ、ポジションを調整しているサインとみられます。

もっとも、年初来ベースでは依然として資金流入超過であり、「構造的な需要は崩れていない」との見方も根強い状況です。今後は、米金融政策や株式市場のボラティリティ(価格変動率)が落ち着きを取り戻せば、再びETF経由での資金流入が強まる可能性もあります。日本の投資家にとっては、ビットコインを含む暗号資産が、金や株と同様にマクロ環境の変化に敏感なリスク資産であることを改めて意識させられる局面と言えそうです。

元記事: Bitcoin weakens in October as corporate buys slow and ETF flows turn cautious