2026年10月19日AI編集部が毎日更新
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2026-10-19

米国株は上昇一服、世界株もまちまち 金は高値圏維持で「安全資産」需要続く

米国市場では、10月第3週にかけて主要株価指数の上昇に一服感が出ています。S&P500は週間で小幅安となり、特にAI(人工知能)関連や高成長テクノロジー株が調整。これに対し、米国外の株式を広く含むETF「VXUS(バンガード・トータル・インターナショナル・ストックETF)」は1.6%下落するなど、世界株全体でも方向感に欠ける展開となりました。背景には、インフレ指標が強めに出る一方で、米長期金利がやや低下し、景気と金利の先行きが読みづらい状況があります。

債券市場では、米国債利回りの低下を受けて価格が反発基調にあるものの、インフレ圧力が続くなかで「本格的な底打ちかどうか」はなお見方が分かれています。こうした中で注目を集めているのが金です。スポット金は1オンスあたり4,160〜4,190ドル前後と、歴史的な高値圏を維持。週足ではわずかにマイナスでしたが、株・債券双方への不透明感が強まるなかで、ポートフォリオの一部を安全資産として金に振り向ける動きが続いているとみられます。

運用会社のコメントによれば、AI関連株の調整や企業債(社債)市場での資金調達コスト上昇が意識されており、投資家は「リスク資産への強気一辺倒」から、地域や資産クラスを分散する姿勢に切り替えつつあります。特に、株式・債券・金の3資産を組み合わせた伝統的な分散投資の見直しが進んでいる点は、日本の個人投資家にとっても示唆的と言えます。

元記事: Week Ending 10/16/2026 | Envision Asset Management