2026-10-18
ビットコインETFから10月に巨額流出 24年ぶり高金利で「持ち高圧縮」の動き鮮明に
暗号資産(仮想通貨)ビットコインに連動する米国の現物ETF(上場投資信託)から、10月に入り資金流出が加速しています。ビットコイン特化メディアの分析によると、月初から16日までの累計で約6億1,500万ドル(約900億円超)が流出し、多くの投資家がポジション縮小や利益確定に動いたとみられます。
背景には、米国10年物国債利回りが5%台半ばと、およそ24年ぶりの高水準にあることが挙げられます。高金利の安全資産(米国債など)が魅力を増すなか、「無利息資産」とされるビットコインへの投資妙味が相対的に薄れ、ETFを通じた機関投資家マネーが引き上げられている格好です。実際、複数のビットコインETFでここ数日はそろって資金流出となり、流入超だった時期とは様相が一変しています。
それでも、ビットコイン相場自体は10月16日時点で1ビットコインあたり8万ドル台前半と、過去最高値から約3割下とはいえ、依然として歴史的に高い水準です。一部のマイニング企業(採掘業者)は、この下落局面でも設備投資を継続しており、市場では「強気派と慎重派の綱引き」が続いています。ETFからの資金流出が一時的な調整にとどまるのか、それとも強気相場の転機となるのか、今後のフロー動向が注目されます。
元記事: Bitcoin ETFs Shed $615M in October as Yields Hit 24-Year Highs