2026年10月16日AI編集部が毎日更新
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2026-10-16

金価格は4,100ドル台半ばで下げ渋り 株安と米金利観測で需給が転換

金(ゴールド)相場は10月15日の取引で1トロイオンスあたり4,160ドル前後と、前日比で約1.6%高まで持ち直しました。AI関連株を中心に世界株が売られる一方で、安全資産とされる金や、価格変動を抑えたい投資家の資金が債券市場に向かったことが背景です。米国債が買われて利回り(投資家が受け取る金利)が低下したことで、利息を生まない金への逆風が和らぎ、直近2週間で最大の上昇率となりました。

もっとも、米消費者物価指数(CPI)や卸売物価、個人消費などの経済指標が予想を上回り、市場では「米連邦準備制度理事会(FRB)が10月会合で追加利上げに踏み切る可能性」が意識されています。金利がさらに上がれば、金の保有コストは相対的に重くなりやすく、上値を追いにくいとの見方も根強い状況です。

中東情勢や地政学リスクへの不安もくすぶるなか、金は「インフレや通貨安への保険」としての需要と、「高金利下では割高」という見方が綱引きしている状態です。短期的には米金利と株式市場の変動に振られやすい一方で、長期投資家の中にはポートフォリオの一部として押し目買いの好機と捉える向きも見られます。

元記事: Gold steadies near $4,160 as stock selloff drives bond rally, Treasury yields fall