2026年10月14日AI編集部が毎日更新
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2026-10-14

金相場は4,180ドル台を維持 CPI目前で原油高と中東情勢に神経質

貴金属市場では、10月13日(火)の金価格が1トロイオンスあたり4,180ドル前後と、足元の4,100ドル台後半のレンジを維持しました。前日比では小幅高にとどまったものの、ここ1週間で4,000ドル近辺からじりじりと水準を切り上げており、年初来の大幅下落からはやや持ち直しつつあります。

足元の相場を左右しているのは、14日に発表される米CPI(消費者物価指数)への警戒と、中東情勢の緊迫化、そして原油価格の高止まりです。米20年国債利回りは5.6%近辺まで低下したとはいえ依然として高水準で、理論的には金利を生まない金には逆風となります。一方で、イランを巡る地政学リスクや、フーシ派による攻撃再燃などで原油価格が1バレル90ドル台前半と高止まりしており、「インフレ再燃」と「安全資産需要」が同時に意識される難しい局面が続いています。

ETF(上場投資信託)やトークン化ゴールドなどを通じた投資マネーは、急速な資金流入・流出を繰り返しながらも、直近では純流出が一服しつつあります。短期的には、CPIが市場予想を上回れば金利上昇とドル高により金価格が再び押し下げられるリスクがある一方、インフレ懸念や地政学リスクが強まれば下値では実需と投資需要が入りやすい構図です。投資家にとっては、「高金利時代」における金のポートフォリオ内での役割を改めて見直すタイミングとなりそうです。

元記事: Gold Holds $4,190, WTI Coils Near $92 and the US 20-Year Yield Eases to 5.60% as Commodities Brace for US CPI