2026年10月10日AI編集部が毎日更新
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2026-10-10

金は4,200ドル台に続伸 イラン情勢と「高金利でも需要堅調」の思惑

金(ゴールド)価格は10月9日(金)、1トロイオンス当たり4,200ドル前後まで上昇し、前日比で1%台後半の上げとなりました。米商品先物市場の12月限先物は朝方4,160ドル台で寄り付いた後、4,190~4,200ドル台へと水準を切り上げています。背景には、中東・イラン情勢を巡る「建設的な協議」が報じられた一方で、原油市場や債券市場のボラティリティが続き、投資家が安全資産とされる金に一定の逃避資金を向けていることがあります。金は有事の際の「安全資産」としてだけでなく、インフレ率が高止まりする局面で通貨価値の目減りをヘッジ(保険)する手段としても意識されます。

もっとも、2026年入り後の金価格は、記録的高値圏にあるにもかかわらず、年初来の騰落率では小幅なマイナス圏にとどまっており、高金利環境の逆風も無視できません。世界的に国債利回りが高止まりするなかで、利息を生まない金は相対的に魅力が薄れるとの見方も根強いからです。それでも、世界の投資家はポートフォリオ資産の5〜15%程度を金に配分することが望ましいとの意見も多く、短期的な値動きに振らされず、長期分散投資の一部として位置づけるスタンスが有力となりつつあります。金市場では今後、米金融政策や地政学リスクだけでなく、新興国の需要動向や各国中央銀行の金準備積み増しも重要なテーマになりそうです。

元記事: Gold price today, Friday, October 9, 2026: Gold prices see modest gains after 'productive discussions' with Iran