2026-10-09
ビットコイン現物ETFが大幅資金流出、4営業日ぶりの「逆流」で需給に変化
暗号資産(仮想通貨)ビットコインに連動する米国の現物ETF(上場投資信託)から、10月7日に大規模な資金流出が発生しました。複数のデータプロバイダーによると、主要なビットコイン現物ETFを合計した同日のネットフロー(資金流入額から流出額を差し引いたもの)は約4億8,000万ドルのマイナスとなり、9月以降続いてきた資金流入トレンドが一時的に逆転しました。
この動きは、前日6日に1億ドル規模の資金流入が確認されていた直後に起きており、機関投資家がマクロ環境の変化に応じてビットコインへのエクスポージャー(投資配分)を機動的に調整している様子がうかがえます。背景には、米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨公表を受けた「高金利長期化」への警戒感や、株式・債券市場のボラティリティ上昇があるとみられます。
もっとも、9月全体ではビットコイン現物ETFへの純流入額は20億ドル超と高水準にあり、年初来でみても累積フローはプラスを維持しています。市場では、今回の流出を「短期的なポジション調整」とみる声が多い一方、今後も雇用統計や物価指標の結果次第でETFフローが上下に振れやすいとの指摘も増えています。ETFを通じたビットコイン投資は、金利やドル動向といったマクロ要因にこれまで以上に敏感になりつつあります。
元記事: Hawkish Minutes Meet an ETF Reversal — Digital Assets Briefing 2026‑10‑08