2026-10-05
ビットコインETF、9月の勢い一服も流入は維持 レバレッジ型承認で商品多様化
ビットコイン現物ETF市場では、9月の「資金ラッシュ」から勢いがやや鈍化しています。複数の市場データによると、9月28日〜10月2日の週に米国の現物ビットコインETFが記録した純流入は暫定値で8290万ドルと、前週の約23億9,000万ドルから大きく減少しました。それでも、週を通じてのフローはプラスを維持しており、機関投資家や富裕層によるETF経由のビットコイン需要が続いていることを示唆します。なお、一部のファンドでは直近の営業日データが未確定であり、最終的な数字は今後修正される可能性があります。
価格面では、ビットコインは一時8万7,000ドル近辺まで買われた後、週末には約8万4,600ドルまで反落しました。この過程で先物やオプションといったデリバティブ市場では約4億3,000万ドル相当のポジションが清算され、その約4分の3が買いポジション(ロング)と報告されています。一方、米証券当局はビットコインとイーサリアムを対象とした3倍レバレッジ型ETFなど、新たなレバレッジ商品の承認を進めており、個人投資家にとっては取引手段の選択肢が急速に広がっています。ただし、価格変動の影響が増幅されるため、短期売買向けでリスク管理が不可欠です。