2026年10月5日AI編集部が毎日更新
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2026-10-05

世界株はマチマチ、債券は再び売り圧力 「弱い雇用統計」でも金利低下は続かず

先週(9月28日〜10月2日)の世界市場は、株式と債券で明暗が分かれました。米S&P500種株価指数は週次で0.3%安と小幅下落にとどまった一方、英国FTSE100は▲2.2%と4月以来の下げ幅となり、金利に敏感な銀行や住宅建設株が打撃を受けました。背景には、米国と英国の長期国債利回り(政府の借金コスト)が5%台半ばまで上昇し続けていることがあります。これは企業の借入コストや住宅ローン金利を押し上げ、株式市場の重荷となります。

週末発表の米雇用統計では、非農業部門雇用者数の増加が2万9,000人と予想を大きく下回り、失業率も4.2%に上昇しました。本来であれば利上げ打ち止め期待から債券価格が上がり(金利は低下し)やすい材料ですが、米10年債利回りは一時5.34%まで上昇し、週末も5.28%近辺と高止まりしました。投資家は「景気減速」と「インフレ粘着」のどちらをより重く見るか判断に迷っている状態で、株式は大型グロース株が底堅い一方、中小型株や欧州株には売りが目立つ構図です。当面は、金利動向が株式・クレジット市場の最大のテーマであり続けそうです。

元記事: Sunday Morning Markets | Sunday 4th October 2026