2026年10月4日AI編集部が毎日更新
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2026-10-04

新興国市場、米金利とドル高で逆風 株は2カ月ぶりの下げ幅に

ロイター通信によると、10月2日(金)の取引では、新興国株式指数が約2カ月ぶりの下げ幅となり、米国債利回りの急上昇とドル高が投資家心理を冷やしました。米10年債利回りは5%台に乗せる場面が続き、投資家が「より安全で利回りの高い」米国資産へ資金を移す動きが強まっています。

一方で、通貨市場ではやや対照的な動きもみられました。南アフリカランドなど一部通貨はインフレ懸念や成長不安から軟調でしたが、全体としては新興国通貨指数が年初来でプラス圏を維持しており、現地通貨建て国債を中心に資金をとどめる投資家も多いとされています。ETF(上場投資信託)への資金フローを見ると、ドル建て新興国国債ファンドからの流出が続く一方、現地通貨建て債券への選好は相対的に底堅いとの指摘があります。

個別国では、トルコやルーマニアなど、財政赤字や政治リスクが意識される国の資産に売りが出やすい状況です。市場では「米金利が高止まりするなか、新興国間での選別が一段と進む」との声が多く、投資家は外貨建て債務の多い国や経常赤字国へのエクスポージャー(投資残高)を慎重に見直しているようです。日本の個人投資家にとっても、高利回りだけでなく、通貨や流動性リスクを含めたリスク管理が一層重要になっています。

元記事: EMERGING MARKETS-EM stocks set for worst week in over two months as yields, dollar weigh