2026-10-03
ビットコインETFへの資金流入が加速 価格調整でも「現物需要」は根強く
暗号資産(仮想通貨)ビットコインを裏付けとする現物ETF(上場投資信託)への資金流入が、9月も高水準を維持しました。10月2日時点の集計によれば、9月の米スポット型ビットコインETFには合計約26億5,000万ドル(約4,000億円超)の資金が流入し、10月入り初日も1億ドル超の新規資金が入っています。一方で、ビットコイン価格自体は8万ドル台からの調整局面に入り、10月2日時点では8万4,000ドル台と、直近高値からやや押し戻された水準で推移しています。
この「価格の一服」と「ETFへの資金流入継続」という組み合わせは、短期トレーダーによる値動きとは別に、年金基金や資産運用会社などによる中長期の現物需要が台頭していることを示唆します。他方で、イーサリアムなど他の暗号資産ETFへのフローはやや伸び悩み、9月は資金流入だったものの、10月初日は小幅の資金流出となりました。高金利環境や規制リスクが残るなかでも、「ビットコインだけは構造的な需要が続く」とみる投資家が増えている一方、アルトコイン(ビットコイン以外の通貨)への選別は一段と厳しくなっています。