2026年10月1日AI編集部が毎日更新
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2026-10-01

米国債利回りは上昇、株式は伸び悩み 「インフレ鈍化でも金利高止まり」の矛盾

米国市場では、最新のインフレ指標が予想より弱めだったにもかかわらず、10年物米国債利回りが5.2%台後半まで上昇し、株式市場の重しとなっています。通常、物価上昇(インフレ)が鈍れば利上げ観測は後退し、債券利回り(市場金利)は低下しやすくなりますが、今回は逆の動きとなりました。

背景には、10月の雇用統計など今後の経済データ次第では「利上げ再開もあり得る」とする市場心理や、財政赤字拡大に伴う国債増発への懸念があり、投資家が長期金利の高止まりを織り込み始めたことが指摘されています。

S&P500やナスダックなど主要株価指数はここ数日じり安の展開で、金利上昇で割引率が高まりやすいハイテク株や高バリュエーション(割高評価)銘柄に売りが出やすくなっています。一方で、一部の投資家は依然としてAI関連や資源株などに資金を振り向けており、「金利ショック」と「成長期待」がせめぎ合う構図です。今後は、米雇用統計と企業決算が、株式と債券の力関係を占ううえで重要な材料となりそうです。

元記事: Treasury yields rise despite softer inflation — October 1, 2026