2026年9月29日AI編集部が毎日更新
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2026-09-29

金先物がテクニカル節目を割り込み急落 「10月利上げ観測」で安全資産も売られる

金(ゴールド)先物価格は9月28日(月)、前週からの下げ基調を加速させ、8月の上昇分を示すフィボナッチ・リトレースメント(価格の戻り水準)の重要な節目を一気に下抜けました。フィボナッチ・リトレースメントとは、過去の値動きから計算される支持線・抵抗線の一種で、テクニカル分析(チャート分析)で広く使われる指標です。相場は1オンス=4,100ドル台前半まで急落し、数週間ぶりの安値圏となりました。

背景には、中東情勢をめぐるイランとの交渉が難航し、原油価格の上振れが続くなかで、FRBが10月27〜28日の会合で追加利上げに踏み切るとの見方が強まっていることがあります。金は「安全資産」「インフレヘッジ(インフレから資産を守る手段)」として買われやすい一方、利子や配当を生まないため、政策金利や長期金利が上がる局面では相対的な魅力が低下し、売られやすくなります。

市場では、9月16日の利上げを「一度きり」と見るか、「利上げサイクルの入口」と見るかで見方が分かれてきましたが、足元では後者の見方が優勢になりつつあります。短期的にはテクニカル面の悪化から売りが売りを呼ぶ展開もあり得る一方、地政学リスクの高まりや株式市場の調整が進めば、金への安全資産需要が再び意識される可能性も残っています。

元記事: Gold breaks key Fibonacci support as Iran rejection fuels rate hike bets | Kitco News