2026-09-27
ビットコイン現物ETFに週240億ドル超の資金流入 2026年フローがついにプラス転換
暗号資産ビットコインに連動する米国の現物ETF(上場投資信託)に、9月21〜25日の1週間で約24億ドル(約3,600億円)規模の資金が流入しました。これは2025年10月以来の大きさで、年初からマイナスだった2026年通年の資金フローが、久しぶりにプラス圏へ転じたと報じられています。現物ETFとは、ビットコインそのものを裏付け資産として保有するタイプのETFで、個人投資家や機関投資家が証券口座を通じてビットコインの値動きに投資できる仕組みです。
相場面では、9月26日時点でビットコイン価格は約8万4,000ドル前後と、1週間で3%強の上昇にとどまりました。ETFへの資金流入が大きい一方で、日次ベースのフローは週初の約10億ドルから週末には1億ドル台まで細っており、「勢いが鈍化しているのでは」との見方も出ています。また、オンチェーンデータ(ブロックチェーン上の資金移動データ)では、短期投資家による利益確定売りも観測されています。
それでも、夏場には約60億ドルの資金流出で「ETFブームは終わった」と悲観されていたことを踏まえると、機関投資家による長期的なビットコイン配分が再び動き出した可能性があります。日本の投資家にとっては、ETFフローが回復したからといって必ずしも値上がりが続くとは限らない点や、高ボラティリティ(価格変動の大きさ)とドル建て資産としての為替リスクを踏まえたうえでの慎重なスタンスが求められそうです。
元記事: Bitcoin ETFs turn positive for 2026 with $2.4 billion weekly inflow, their largest since October